第2号 1997.10.25
今回のテーマ (特集)薬の保存、かぼちゃ、茶がら・コーヒー

 薬の保存のしかた
薬は光、湿気、熱により影響をうけ、品質をそこなうことがあります。
直射日光を避け、涼しく乾燥しているところに保存しましょう。
また、薬局や病院でもらった薬は、その効き目(薬効)を記入しておくとよいでしょう。
医師から処方された薬は、その時の症状にあわせたものです。
小児は、体重が増えることがあるため長い間経過した薬は、処分してください。


小さいお子さんのいるところでは子供の手の届かない
ところに保存しましょう

 

錠剤・こな薬 薬は、薬袋に入れたままフタの閉まる容器に、乾燥剤と一緒に入れるとよいでしょう。
漢方薬など、湿気やすいものは特に気をつけましょう。
水薬 基本的には、服用中のものは冷蔵庫で保存。
水薬は、投与日数を過ぎたものは、処分してください。
軟膏・目薬 室温で保存(薬によっては冷所または遮光などの指示があります)。使用する際は、汚染や異物の 混入に気をつけましょう。開封後、長期間たったものは使用しないでください。
坐薬 坐薬は体温によって溶け、効くように工夫されている薬です。
基本的には冷所(冷蔵庫など)に保存してください。
しっぷ薬 しっぷ薬は、開封後、袋の取り出し口をしっかり閉じてください。


かぼちゃはビタミン豊富!
冬至にはカボチャを食べる習慣がありますが、これは、ビタミンが豊富なカボチャを摂ることで、寒い冬を健康的に 過ごす昔の人の知恵といえます。
カボチャの鮮やかな黄色は、カロチンによるもので、色の濃いものほど、カロチンを多く含みます。また、ビタミンB1、 B2のほかビタミンCも含有、さらにビタミンEの含有量が多く、血行促進、がん予防などの働きがあります。

10月31日はハロウィン。カボチャを使ったお菓子もいろいろあります。デザート、スープ、煮ものなど好みの料理法で 献立に取り入れてみてはいかがですか。


ご存知ですか? 茶がらやコーヒーかすのこんな使い道
昔は掃除のとき、舞い上がるほこりを押さえるのに、茶がらをまいてはき集めたものです。こういう知恵を、水を流せない マンションやアパートの玄関の掃除に生かしてみましょう。また、茶がらやコーヒーかすには、脱臭効果があります。 乾燥させた茶がらを灰皿に入れて燃やすと、部屋にこもっていたイヤな臭いを消してくれます。コーヒーかすも乾燥させ 、灰皿に入れて臭い消しに、冷蔵庫やげた箱にはガーゼに包んで入れておき、生ゴミには上にふりかけて消臭に使えます。