第44号 2004.11.25
今回のテーマ (特集)骨粗鬆症・やまいも

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨が弱くなって骨折しやすくなった状態をいいます。腰や背中の痛みを生じることもあります。骨折は主に背骨や足の付け根などに起こります。背骨が骨折し、つぶれると、腰が曲がったり、前かがみになったりして身長が低くなることもあります。ただし症状の出ない人もいるので、注意が必要です。原因別に、原発性骨粗鬆症(女性の閉経や加齢などが原因)と続発性骨粗鬆症(特定の病気や薬剤が原因)に分類されます。
治療
骨量の増加、骨折の予防を目的として、食事・運動・薬物療法が行なわれます。

 骨粗鬆症は予防が有効な疾患です。骨量は思春期から20歳にかけてピークに達し、以後40歳代半ば頃まで維持されます。その後閉経とともに女性は急激な減少が見られます。そのため予防として、@10歳代の成長期に骨量をなるべく多くしておく Aその後の骨量減少をなるべく少なくする が大切になります。 カルシウムの十分な摂取、運動、適度な日光照射が有効です。その他、無理なダイエットは骨量を減らし、多量のアルコールやカフェイン、喫煙などもカルシウム吸収を阻害する作用があるので、注意が必要です。

 体の中の脂質であるコレステロール。同じく脂質である中性脂肪は、エネルギー源として皮下脂肪や肝臓に蓄えられますが、コレステロールは、細胞膜の成分やホルモンの材料として、体中に広く分布しています。体内にあるコレステロールの80%は肝臓で作り出され、残りの20%程度を食事から摂ればよいのですが、現代の日本人はこれを上回る量を摂取しています。摂りすぎたコレステロールが、体内に多く蓄積されると、動脈硬化を引き起こし、多くの成人病の原因となります。しかしコレステロール値が高くなっても自覚症状が現れないため、気づいた時には病状が進んでいるということもあります。
〜生活の見直しポイント〜
・ 自分の適正な摂取カロリーを知る。
・ 脂肪やコレステロールの多い食材を知る。
・ コレステロールを体外に出す作用のある食物繊維を摂る。
・ 脂肪燃焼に有効な有酸素運動を行なう。

 



  山芋は昔から滋養強壮に効果があることが知られ、「山うなぎ」とも呼ばれていました。中国では「山薬」と言われ、薬としても用いられていました。 普通のイモ類のでんぷんは加熱しないと消化が悪く、生で食べることはできないが、山芋はでんぷん分解酵素であるジアスターゼを大根の3倍も含んでおり、糖質分解酵素のアミラーゼをも含むため生のままで十分消化できます。むしろ加熱するとこれらの酵素が壊れてしまうので生のままで食べた方が消化が良いと言われているほどです。

その他の栄養成分
ムチン・・・たんぱく分解酵素や粘膜修復作用があるためたんぱく質の消化吸収が高まり、エネルギーとして使われやすい。
デスコラン・・・血糖値を下げる(消化管内でブドウ糖を吸着し、体の外に出し、腸管での糖の消化吸収を抑える。)
食物繊維・・・便秘の解消、大腸がんの予防 他にカリウム・ビタミンB1 ・ビタミンCなども含まれます。
このように、栄養成分の多い山芋ですが、山芋の皮をむいたりすったりすると、手がかゆくなる事があります。皮付近に存在していたシュウ酸カルシウムの針状結晶が壊されて、手や口などに刺さる事でかゆみが起こります。この結晶は酸に弱いので、酢やレモン汁につけると解けてかゆみは治まります。