第38号 2003.11.25
今回のテーマ (特集)インフルエンザ・尿検査A・しょうが

 インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染し、体内で急速に増殖するためにおこる疾患です。毎年1〜2月にかけてピークを迎えます。風邪やインフルエンザが流行する季節、正しい知識をもって身を守りましょう。
 
 インフルエンザと風邪の比較
 
インフルエンザ
風邪
発症経過
急激
ゆっくり
発熱
39℃以上の急な高熱
38℃ぐらい
主な症状
発熱・悪寒・頭痛・関節痛、 筋肉痛など全身の痛み 風邪と同様の症状 のどの痛み・鼻水・鼻詰まり・ 咳・腹痛・下痢 全身症状はあまりみられない
合併症
気管支炎・肺炎・脳炎
中耳炎・副鼻腔炎

 


インフルエンザにかかったら
高熱による脱水症状には、十分な水分補給をしましょう。 インフルエンザウイルスには、抗生物質が効きません。抗インフルエンザウイルス薬は、初期の2、3日の間でしか効果を発揮しません。処方されたお薬は、その日から服用し始めましょう。
解熱剤使用に関する注意点
インフルエンザ脳炎、脳症にかかった人が、ボルタレン(ジクロフェナク)、 ポンタール(メフェナム酸)を服用すると脳炎、脳症が重症化します。インフルエンザ時の解熱剤は、医師・薬剤師の指示通りにお使い下さい。
インフルエンザは、かかった二日後にウイルスの増殖のピークを迎えます。咳が出て、急な高熱がでたら、早めに医療機関に受診しましょう。

 


〜その弐  糖〜

 糖は腎臓でほとんどろ過されますが、体の外に出るまでには完全に再吸収さ れます。そのため、正常な血糖値の場合は尿に糖が出る事はなく、あってもごく微量で陽性にはなりません。ところが、血糖値が高くなると再吸収が追いつかなくなり尿中に糖が出てきます。つまり、尿糖が出るのは高血糖の結果です。 その他に腎臓の排泄能力が低下している場合があります。

正常値…陰性(−) 200mg/24時間
疑われる病気…糖尿病・腎性糖尿病など

☆但し、尿試験紙はビタミンCの影響を受けて偽陰性となる事がありますので、市販薬などでビタミンCを多く摂っている人は医師にその事を伝えて下さい

 

強力な脇役
〜 しょうが〜
  秋に収穫されるしょうが。お寿司・お刺身などの添え物や薬味として日常よく登場する食品ですが、薬用としても様々な効能があります。  しょうがには、吐き気や咳を抑えたり、体を温める働きがあります。また強い殺菌効果があることも知られています。最近では、抗がん作用があることもわかってきました。話題のウコンもしょうがの仲間のひとつです。  しょうがを使ったお料理で、寒い季節を元気に過ごしましょう。

漢方薬の中のしょうが

生姜(しょうきょう…生のしょうが)
健胃、解毒、解熱、鼻づまり、鎮咳、吐き気止めなどに効くといわれています。
乾姜(かんきょう…しょうがを蒸してから乾燥させたもの)
体の新陳代謝を活発にし保温効果を高めることで、風邪や腹痛、下痢のほか、冷え性やおねしょにも効果があるといわれています。