〜その弐 糖〜
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糖は腎臓でほとんどろ過されますが、体の外に出るまでには完全に再吸収さ れます。そのため、正常な血糖値の場合は尿に糖が出る事はなく、あってもごく微量で陽性にはなりません。ところが、血糖値が高くなると再吸収が追いつかなくなり尿中に糖が出てきます。つまり、尿糖が出るのは高血糖の結果です。 その他に腎臓の排泄能力が低下している場合があります。
正常値…陰性(−) 200mg/24時間
疑われる病気…糖尿病・腎性糖尿病など
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☆但し、尿試験紙はビタミンCの影響を受けて偽陰性となる事がありますので、市販薬などでビタミンCを多く摂っている人は医師にその事を伝えて下さい
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強力な脇役
〜 しょうが〜
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| 秋に収穫されるしょうが。お寿司・お刺身などの添え物や薬味として日常よく登場する食品ですが、薬用としても様々な効能があります。 しょうがには、吐き気や咳を抑えたり、体を温める働きがあります。また強い殺菌効果があることも知られています。最近では、抗がん作用があることもわかってきました。話題のウコンもしょうがの仲間のひとつです。 しょうがを使ったお料理で、寒い季節を元気に過ごしましょう。 |
漢方薬の中のしょうが
生姜(しょうきょう…生のしょうが)
健胃、解毒、解熱、鼻づまり、鎮咳、吐き気止めなどに効くといわれています。
乾姜(かんきょう…しょうがを蒸してから乾燥させたもの)
体の新陳代謝を活発にし保温効果を高めることで、風邪や腹痛、下痢のほか、冷え性やおねしょにも効果があるといわれています。