第31号 2002.9.25
今回のテーマ (特集)疲れ目・柿・お知らせ

 増えています!疲れ目
最近、目が乾く、ピントが合わない、目が疲れやすい・・・と感じたことはありませんか? 私達の周りには目を疲れさせる 環境がたくさんあります。
主な原因
パソコンやテレビ、冷暖房、タバコの煙 ⇒ 目の乾燥(ドライアイ)
老眼や乱視 ⇒ 目のピントが合わないため、目に負担がかかる

このほか睡眠不足やストレス、偏食によるビタミンA・Bの不足によっても目の疲れが生じることがあります。
たかが疲れ目・・・と思いがちですが、頭痛や肩こりを伴ったり、精神的にも大きな苦痛を感じる病気“眼精疲労”(がんせいひろう) になることも。こうなると自力で治すことは難しくなります。一度眼科医に相談してみましょう。

解消法
○パソコンやテレビは目より高い位置にあると目を見開いて見つめてしまうため、涙の量が減り、目が乾きやすくなります。目線 より低い位置にするなど工夫しましょう。また画面に集中していると、まだたきの回数が減るので、意識的にまばたきをするように 心がけましょう。
○時々遠くをぼんやり眺めたり、軽くストレッチをしたりして目の筋肉や体の疲れをほぐしましょう。
○視力に合ったメガネ・コンタクトレンズを使いましょう。
○睡眠は、目や体の疲労をとり、目の調節力や涙の分泌を正常に戻してくれます。充分に睡眠をとりましょう。

目によい食べ物
ブルーベリー 紫色の色素アントシアニンが血行をよくし、目の働きを 助けてくれます。ぶどうやナスの皮にも含まれていますので、皮つきのまま召し上がってみてはいかがでしょうか。
緑黄色野菜 ビタミンA・Eが眼の網膜や水晶体を健康に保つよう働きます。
海藻類 カルシウムが目の筋肉の働きを助けて暗所での視力を守ってくれます。
魚介類 視神経の働きを助けるビタミンB1とカルシウムが多く含まれます。

目は一日中働いてくれています。目の疲れを感じたら、体とともにいたわってあげましょう。


柿パワ〜!!
秋の味覚のひとつである柿。昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養的に優れた果物です。
二日酔いに・・・ビタミンCとタンニンにはアルコールを体外に排出させる作用があります。また カタラーゼという酵素がアルコールの分解を促進します。さらに一緒に水分を摂ると、カリウムの利尿作用により、二日酔いの 症状改善が期待できます。
風邪に・・・ビタミンAとCの作用により、体の抵抗力や免疫機能が高められます。
他にもビタミンCやタンニンが多く含まれ、柿の葉茶として飲まれたり、へたは“しゃっくり止め”として使用されることもあります。
ただし色々な効果があるからといって食べ過ぎはよくありません。タンニンの摂り過ぎで便秘を起こしたり、鉄分の吸収が妨げられる ことがあるので注意しましょう。

 11月1日いちご薬局北店オープン!!

このたび、いちご薬局北店を尼崎医療生協病院の駐車場の北側にオープンすることになりました。
地域の皆様の“かかりつけ薬局”として根付くようスタッフ一同がんばっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

営業時間
9時〜13時
13時〜17時      
17時〜20時